これからダイエットをはじめようとしたときに多くの方は、何かをプラスしようとします。例えば、運動ですね。当然のことながら、運動はしたほうがいいです。ただ、今までろくに運動をしてこなかった人が急に運動を習慣化できるかというと、それは難しいです。初日、2日目ぐらいまでは意気込んで、その後全くやらなくなった、なんて経験はありませんか？三日坊主とはまさにこの事ですが、そうならないようにしたいもの。そのために、何かをプラスする（やる）のではなく、今の生活で問題あることをマイナスする（やめる）ことから、まずははじめてみるといいです。

（1）夜遅い夕食をやめる

現代人に最も多く、やめてもらいたいと思っているのが夜遅い夕食です。特に問題なのは、夕食の時間帯が遅いのに、寝る時間が早いというパターン。寝るまでの時間が短いと食べた分を消費しきれないので、太りやすくなってしまいます。理想は18～19時の間に食事を済ませることです。できるだけ早い時間に食事を済ませることによって、食べた分をしっかりと消費することができます。仕事などで遅くなる場合は、昼食をやや遅めにとり、夕食時に摂りすぎないようにしましょう。

（2）お菓子を食べるのをやめる

私が一番効果的だったと感じるのが、実はお菓子をやめることでした（笑）。まぁ無類のお菓子好きでして、新作が出ればすぐに買っちゃうようなタイプでした。お菓子には中毒性があると思っていますので、一番いいのは買わないことです。家にあると我慢できなくて絶対に食べてしまいます。たとえ、鍵をつけても開けてまで食べてしまいます。経験談です（笑）。お菓子は満腹感が少なく、それでいて糖質・脂質・カロリーどれをとっても高いので、早く結果を出したいならまずはお菓子をやめることからはじめるといいです。

（3）食事量を減らすのをやめる

ダイエット中の食事制限は大事ですが、制限＝食事量を減らす、と考えている方がとても多すぎます。たしかに、食事量を減らしたほうがダイエットに成功しやすいですが、食欲はゼロにはできないので、ある程度、食べないと満足できず、イライラが募ります。イライラはストレスホルモンを分泌させ、体脂肪を蓄えるので注意が必要です。なので、食事制限はしますが、食事の内容を見直しましょう。例えば、糖質を控える代わりにタンパク質を多く摂る。ご飯を食べない代わりに鶏肉のささみを多めに食べる、これなら食べながらもちゃんとダイエットをすることができます。