私が昔通っていたジムに、外国人のトレーナーさんがいました。のちのち聞いてみてわかったのは、期間限定でトレーナーのアルバイトをしていたそうです。色々なジムに足繁く通っていた私は、外国人のトレーナーがいることをとても珍しく思い、個人レッスンを頼んでみることにしました。レッスン内容は、ジムが指示したものなので普通でしたが、会話をしてみると、海外と日本のダイエットの考え方には大きく違いがあることがわかったのです。中でも、「なぜ日本人はプロテインを摂らないの？」と言っていたのが印象的でした。

（1）プロテインを摂るべき理由

なぜ日本人はプロテインを摂らないのか、と聞かれたときに私も「なぜだろう」と思いました。そもそも、そういった習慣がないですよね。ちなみにそのトレーナーさんはアメリカ人だったのですが、アメリカは主食がいくつかある中で、タンパク質（プロテイン）を多く含む豆を食べることが多く、日々の食生活の中でタンパク質を摂ることが身についているんです。一方、和食を中心としてきた私たち日本人は、タンパク質を摂っていたのがお魚と少量の豆ぐらいでした。しかし、食生活が欧米化していくのとともにお魚の量が減り、炭水化物が増えるようになり、今では十分といえるタンパク質を摂れている人は数少ないです。

タンパク質は食事から摂れますが、必要な量を摂ろうと思ったときに食材が限られてきます。毎日、ささみや豆ばかり食べていると飽きますよね。そこでプロテインの登場なのです。プロテインなら粉末をお水や牛乳と混ぜるだけでいいので、普段の食事よりも手軽にプロテインを摂ることができますし、効率もいいです。

タンパク質は、筋肉をつくる材料となります。筋肉量が増えることで代謝がよくなってきますので、筋トレをしている方はもちろんのこと、痩せやすい体を作りたい方にはぜひともプロテインを摂ることをおすすめしたいのです。特に女性は、プロテイン＝男性が飲むものとイメージしている方が多いので、そういったイメージを払拭したいところです。

そもそも、プロテインってどこに売ってるの？なんて思うかもしれません。ドラッグストアやスポーツショップなどで買うことができます。ドンキホーテなどなんでも売っているような場所にもありますね。缶や袋に入っているもので、日本ではSAVAS（サバス）がとても有名です。

（2）海外から買うのがおすすめ

日本でプロテインが根付かない大きな理由は、価格だと思います。良質だから高いというイメージがあるかもしれませんが、実際はタンパク質の含有量が低いのに価格が高いのでかなり割高感があります。そこでおすすめしたいのが、海外のプロテインを買うことです。海外のプロテインは、タンパク質の含有量が多く、それでいて価格も抑えられているので、これなら取り入れやすいです。輸入代行サービスを使う手もありますし、最近では楽天市場などの大手ネットショッピングサイトでも、海外のプロテインを手頃な価格で買うことができるようになっています。